高齢者のケアをしていると、内出血ができやすいことに驚かれたことはないでしょうか。
私が勤めていた老人ホームでは、内出血を発見すると事故報告書を提出することになっていたので、1日に何枚も書いたこともありました。
また内出血部分が表皮剥離にならないように最新の注意も必要となります。
まず、高齢者はなぜ内出血ができやすいのでしょうか
加齢とともに血管を保護しているコラーゲンや脂肪組織が減少し、皮膚は弾力を失い薄くなります。 また、血管も年齢とともにもろくなります。
内服薬が原因になることもあります。血液がサラサラになる薬やステロイド剤を服用している場合は、特に内出血を起こしやすいです。
内出血を0にすることを目指すのではなく、内出血予防に向けて環境を整備していくことが大切だと思います。
私が老人ホームに勤めていたときに実践していた内出血防止策をご紹介していきます。
アームカバー・レッグウォーマー
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実践されている方も多いのではないでしょうか?
おすすめのアームカバーは、手背もしっかりカバーができる親指を通すタイプのものです。
肌に優しい素材のリネン(麻)、コットン(綿)、シルク(絹)、ウール(毛)などの天然素材は肌触りや通気性もよく、季節を問わずに心地よく着られるため購入の際はぜひ素材にもこだわりたいですね。
保湿剤
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加齢に伴い、真皮・表皮の厚みが薄くなることがあります。そのため、保湿を心がけて肌の潤いと弾力を保つようにしましょう。
低刺激性で伸びの良い保湿剤を擦り付けるのではなく、抑えるように塗るのがいいようです。
ベッド柵カバー・フットレストカバー
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ベッド柵など、よくぶつけてしまう箇所には、衝撃を吸収するカバーをつけておき、環境を整えるようにしましょう。
なにより皮膚状態の変化を早期に発見することが重要になります。